学生時代の夏と、社会人の夏に違いはあるのか
こんにちは、とまミです。
突然ですが、私は夏という季節が大好きです。
よく、2ちゃんのスレに、「切なくなる夏の画像ください」みたいなスレあるじゃないですか。
完全に私もあのスレ主と同じ感情なのです。
ラジオ体操、夏祭り、花火大会、夏休みの宿題、風鈴の音、夏の夜風、じいちゃんちで食べるスイカ、川遊び、ラムネの味、ひぐらしの声…
書きだしてるだけで切ないですね。
夏は切ない季節なのです。夏 is 切ない。
この魅力に気づいたのは、大学3年の秋ごろのことです。
「あぁ、私に残された『自由な夏』は、あと1年しかないんだ。」
ふと、大学3年の夏が過ぎたころ、こんなことを考えるようになっていました。
次の大学4年の夏が終わったら、社会人として働きに出る。
社会人になったら、仕事ばっかりで自由な時間はなくなる。
夏が来ても、自由に遊べなくなってしまうんだ…!
そう思った私は、次の夏と重要性と夏の切なさ、素晴らしさについて友人に熱く語り、大学4年の夏はその友人とフィーバーすることに決めました。
そして、大学4年の夏にしたことといえば、こちら。
・夏祭りに行く
・手持ち花火をする
・海に行く
・島に行く
・釣りをする
・夜の星空を見に行く
・チャリで激走(今したら確実にアカン)
・スイカを食べる
・夜通し
・ディズニーに行く
・ガリガリ君を食べながら夜通し喋る
・キャンプに行く
どうですか。超青春じゃないですか。
ついでにこの夏には、彼氏も出来ていました。
彼氏との思い出もいっぱい詰まってるのがこの夏です。※1年せずに別れましたが
ものすごく楽しくて、切ない夏でした。
もう二度とこんなに夏は来ないのかと思うと、泣きそうにもなりました。
そして、時は流れ、一年後。
私は社会人になって初の夏を迎えるわけです。
慣れない仕事、怖い先輩、雰囲気の悪い職場。
常に緊張していたし、その雰囲気にのまれて時には職場で一人涙を流したこともありました。
そんな、社会人一年目の夏にしたことといえば、こちら。
・合コンに行く ×4
・街コンに行く ×3
・オールで飲み会 ×3
なんだか一気に青春感がなくなったのは気のせいでしょうか。
いいえ、気のせいではありません。
青春のせの字も見えません。
美しくもなければ、切なくもない。
この年は、私自身の心が荒れていたこともあり、「青春をしよう!」なんて心がけは一切ありませんでした。
とにかく人と出会って、会社のストレスを発散したい。ただそれだけだったのです。
ちなみに出会いこそ人生で一番多かったものの、彼氏はできませんでした。去年の夏にできた彼氏と別れ、その後やけくそで作った出会いにろくなことがないことを教えてくれたのは、この夏でした。
まぁ、それでも楽しかったは楽しかったんですけどね。
でも、後になってこの言葉を思い出し、後悔するのです。
「人生を80年とすると夏は80回しか来ない。そして同じ夏は二度と来ない」
私は80分の1の夏を、私の愛する夏の過ごし方をせずして、終わらせてしまったのだと。
とんでもなく後悔しました。
ただ、ここで気づいたのです。
別に社会人になったからと言って、遊べなくなるわけではない。
めちゃくちゃな遊び方にはなってしまったが、決して遊んでいないわけではない。
ということは、「この夏は青春するぞ!」と思えば、学生だろうが社会人だろうが、青春のお遊びは出来るのだと。
夏が私たちに与えた権利は平等です。
去年の夏は、このことに気づくことができただけで、大きな成果だと思っています。(無理やりそう思っているだけ)
さて、今年の夏。
私は青春しようと考えています。
去年の後悔を取り戻すべく、素敵な夏を送ろうじゃありませんか。